nohdomi's blog

EC、ファッションのITサービス、TOCfEによる問題解決(だったはず)

Lindaのことを急に思い出した

(時には思い出行きのガイドブックにまかせ〜「さだまさし「主人公」より)

Facebookで昔アップした画像を探してたら、懐かしいものを見つけた。

(公開を絞っていないところで、自分の顔を晒すものどうかと思うが、自意識過剰になれるほどの人物でもないのでそのまま(でもサイズは小さめで))

スタッフ参加したAgile Japan 2011の前夜祭(2011.4.14)のものです。
Linda Risingのことは知っていて、仕事や職場、組織に対する不満や自分が進められないもどかしさを感じていたとき、いい本だと勧められた本の著者。ただ英語で書いてあるからね、購入→受領→すぐに積ん読になりました。
Fearless Change: Patterns for Introducing New Ideas

本の著者というのは、何となく別世界の人って感じで、日本に来るって聞いて、急いで、記事が載ってるこれ(↓)と、
プログラマが知るべき97のこと

これ(↓)を読んだくらい。(川口さんありがとう)
Fearless Change 第一章の非公式翻訳


長い長い積ん読の期間を経て、日本語訳が出ましたね、こちらもありがとうございます。
(まだ全部読んでませんよ)
Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン

東日本大震災直後の開催だったので、Lindaの周りからも、危険だから日本に行っちゃダメ!とも言われたそう。国内に居ても、正直どこまで危険な状態か、危険な状態に遷移するのかわからなかった時期でした。(今でもよくわからないことは多いです)そういう意見は、日本国内にもありました。

周りの意見もあったけど、(自分で)行く!という判断をしました。
ということをLindaが話していました。

その話を思い出して、あー、そういう決断を私はしてないな、と。私はいつも、ほんとにただのマジョリティで、一部のアーリーアダプターな友人や知り合いのおかげで、アーリーマジョリティーとして振る舞うことがあるというだけ。(参考:イノベーター理論

Lindaは、たとえ、間違った結果に至っても、自分の考えから判断を下し、行動に移すことができる人なんだなーと。私も、自分が信じることに対しては、アーリーアダプターや、その人たちの琴線にふれる革新者として振舞えるよう、そういうすごい人たちに改めて近づきたいと思った一枚でした。


あと、この会場で、Lindaに以下のコメントをいただいたのでした。

がんばって!応援してる!ではなく、自分たちの決意表明を東北のイベントに届けようとしたエンジニアたちの決意表明です。

Linda は13:30から
http://www.devlove.org/project4tate
http://www.devlove.org/project4tate/project_4tate.png

(そういえば、このURL はLindaに伝えたのだったかしら??)

自分の写真みて、わかいな、と思ったけど、、、みんな若いなーwww

ビブリオバトルに参加するため戸塚まで行ってきた

ビブリオバトルに参加してきました。

とある場所でビブリオバトルをやってみようと考えてます。企画するなら、実際に参加してみないと(やったことないから)、いいとこ悪いとこ見えないよね、という考えで参加。

ルールについては、知的書評合戦ビブリオバトル公式サイトなんてものもあるし、以下のような本を読めば雰囲気まで掴めるので、ここでは参加の感想と気づきだけ書きます。


ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム マンガでわかる ビブリオバトルに挑戦! ビブリオバトル ハンドブック

ちなみに、今回は、有隣堂さん、にお世話になりました。
ビブリオバトル in 有隣堂 | 新着


役割

facebookで調べて申し込んだところ、バトラー(発表者)はどうよ、的な主催者側のメッセをいただき、まーせっかくだし、そこまで体験してみるかと了承。(ビブリオバトル自体初参戦なのは、後で伝えました。)

簡単に了承はするものの話すのはほんとに苦手です(↓)
人前で発表するために声に出して100回練習してみた
(いつか得意になりたい)


発表した本

最近、仕事の帰りも遅いし、そのためだけに本を読むのもしんどい、ということで、実際に人に紹介したことがあるこちらの本を紹介。
考える力をつける3つの道具


ビブリオバトル参戦の感想

会場前は人がポツポツで大丈夫か?と思ったものの、開始時には、20席強?全部の席が埋まりました。
(場所は、東急プラザ1階のエスカレーター横)


(開始前の様子)

一人5分の発表、その後、2分強の質疑応答です。1テーマに対してのバトラー(発表者)は4名、質疑応答含めて、あっという間の一時間(ゲーム開始前10分のゲーム説明、終了後チャンプ本決めたりの10分含む)でした。5分の話って意外と長いはずなのに、聞いていて、それを感じませんでした。個人としては、やっぱり準備も練習もほとんどなく、初のゲームはグダグダ・・チャンプ本には選ばれず。。

でも、私個人の話下手はおいといて、チャンプ本になった本の話は興味深かった!
〈文法が基礎からわかる〉 日本手話のしくみ


発表前

発表者・・やっぱり緊張。そして開始を待ってる間も、知らない人ばかりで手持ち無沙汰・・
発表者フォロー大事な

自分の発表

マイクありだと、本の内容伝えようと、本を開こうとしても、本がめくりにくい。
スライドなし、は、ゲームのルールとして踏襲したいけど、本の中身を会場に見せるための
モニターはあったほうがいいかも(30ー50人想定だと観客には見えないことが多い)
質問する人がいないとさみしい。司会の人が質疑応答のサポートがありがたかった。
(その後、他の人も質問しやすくなったようだし)
これが盛り上がりを左右したり、バトラーが気持ちよく終われるかにかかっている。

他の発表を見て

勝ちやすい本はありそう。エピソードが多いとか、気になるネタが多いとか。
そういう意味だと、技術系の本も大いにあり。
話がうまい、発表者のキャラが立ってるとかは、読みたい本(チャンプ本)とは別。もちろんひきずられるけど。
質問、2分は、短いだろうと思ってたけど、意外に端的に話が広がって、しかも発表にない話も聞けてよかった。
ただエンジニアとか専門家集団に対してやると、掘り下げた質問とか出てズルズルなりそう。

イベント終了後

  • 発表者の本が展示されてました!
なんかこそばゆい。展示大事!

  • そして販売も!

自分が薦めた本を目の前で人が買うって、かなりこそばゆい!
(SNSで、ポチりましたー、って言われるより、生々しさを感じる)
これは、個人的に素敵体験でした。

いやー、ビブリオバトルって、ほんとにいいものですね。それではまた(*゚∀゚)ノ~~~

ウツ会議というゲームをやってきた

2016年3月6日(日)、「ウツ会議」というゲームを体験してきました。

研修用うつ病サポート体感カードゲーム「ウツ会議」

うつ病になった人に対し、どういったコミュニケーションを誰と取ればよいか、うつ病に関する理解が深まります。事前に特別な学習が必要もなく、確からしい行動とうつ病に対する知識を短い時間で得るには、私の知る限り、もっとも素晴らしい方法だと感じています。

どんなゲームか、簡単にゲームの紹介をします。

ウツ会議

(スタート時)(プレー中)

人数

今回のプレーヤーは、4名(プレーヤーは最大6名まで)

ゲームの流れ

1. 役割決める(当事者、上司、カウンセラー、など)
〜 時計回りに、以下、2.〜4.を繰り返す 〜
2. カード引く
3. 対症カードを使う場合サイコロふる/症状カードをひく
4. 成功した場合カードを取り除く/症状カードを積む

終了条件

クリア:症状タワーのカードをすべて取り除く
ゲームオーバー:症状タワーが崩れる/山札がなくなる

感想

私のゲームの体験としては、二回目でした。実はこれ、初めてやったときは、うつ病に対しても、対症についても、結構、理解できた気になりました。なので、一回は誰でもやったほうがいいゲームだけど、まぁ一回やればいいんじゃない?って気持ちがありました。でも今回、1ゲーム目と2ゲーム目の合間に開発者の広瀬さんからのゲームとうつ病に対する説明を受けたり、質問されて、あっ、全然覚えてない・・これは定期的にやったほうがいいな、と感じました。忘れてることがあるというだけでなく、そもそも初回は自分なりの理解をしようと、理解しやすいところだけ理解していたようです。研修用として意図してつくったゲームでしょうが、説明も含めて、ゲームに価値があると思います。

その他

ゲームとしてすごいよくできていて、クリアまでにいろんな症状と対症方法をたくさんみることができます。また、学習したあと、二回目のほうがクリアできる確率が上がるなど、現実に即しながらも、ゲームとしての達成感も得られます。なので、なぜ、こんな絶妙なゲームがつくれたか、すごく興味がありました。
実際、ゲーム性高めるため、「100回以上やってルールや内容の調整」「様々な立場の関係者にインタビュー」をやられたそうです。ゲームをつくるときは、ブラッシュアップを繰り返す熱量が必要なようでした。


この日は、もう一つ、広瀬さん開発の別のゲームもやりました。

ヒーローインタビュー

人数

インタビュー受ける人 (1名)と、記者役は今回2名(3名くらいまで?)

ゲームの流れ

インタビューのテーマは、自由。インタビューを、2分間3回繰り返します。計6分。
〜 1. 2. を3回繰り返す。 〜
1. 2分間のインタビューを実施する。(記者役が、一人に対しインタビュー)
2. 2分間が終わると、インタビュー受けた人が、記者に評価するカードを渡す。
(Goodな評価でも、Badな評価でも、評価しないということもあり)
3. 最後に、この人にインタビューして欲しいと思ったら、インタビューされた人が記者役にオファーカードを出す。

終了条件

2分×3回のインタビュー終了時。
オファーカードをもらった人が勝ち。インタビューを受けた人が誰にもオファーを出さないと記者全員が敗者(いくら、いいね!という評価が多くてもゲームの勝者ではない。)

感想

コミュニケーションを何らかの形で学んだ人ならうまくやれそうな気もするけど、自分以外にも記者がいて、時間も制限あるから、ゲームとしては成立すると思います。あと、具体的にどういう面がよかったかをインタビューする人、される人お互いに考えたりできる、コミュニケーションしたことに具体的なフィードバックがあるのはいいと思います。評価とオファー(ゲームの結果)が分かれてるも、一時的な評価のためにインタビューのやり方をコロコロ変えることにならないので大事ですね。でも、これが本当にコミュニケーションの上達に役立つかは、まだよくわかりません。ゲームの開発に金銭的な支援をした見返りにゲーム用カードもいただいたので、ゲームが有用か確認するため友達とやってみたいと思っています。

その他

ゲームには、もう1パターンやり方が紹介されて、そちらは、インタビュー途中に、随時、評価のカードを渡すというものでした。インタビュアーとして、インタビューの最中にネガティブな評価をもらうと気分的に堪えますし、それを踏まえて、インタビューしながら質問を練り直すということで、ものすごい疲れました。。

一日を通じて

この日は、風邪気味だったので、しんどい一日ではありましたが、ゲームを通じて、短い時間で深く広く学べるという機会が得られました。有意義な一日でした!ありがとうございます。