ツールの相性 #TOCfE
このエントリーは、TOCfE Advent Calendar 2015 の2日目の記事です。
昨日のエントリーは、宮本さんの”「ちゃんと考える」方法について”でした。
TOCfE
TOCfEは、思考プロセスのツールとして知られています。ツールということは、使い手との相性があると思います。
TOCfEをご存知ない方は、まずはこの辺(↓)の説明からどうぞ
考える大人になるための3つの道具
私自身は、有用なツールだと感じているので、誰かに対し、利用の仕方について紹介したり、利用シーンやエッセンスを話したりしますが、その相手にとって使いやすいかどうかは、その人のとって必要かどうか、それを知るタイミングも含めての相性があると思います。
ツールの相性ということ
私個人のツールの相性という体験でいうと、アイデア出しに使うマインドマップがあります。
利用する人も多いマインドマップですが、私はこれが非常に使いにくい。
物ごとを整理するにはまだしも、アイデア出しとしては使い勝手が悪い。
今では理由がなんとなくわかる気がしますが、ある事から派生する事を書くとき、近い事しか出てこない。欲しいアイデアになかなかたどり着けない。
見た目かっこいいし、他にもいいツールはありそうだけど・・もやっとした状態で、アテを探したいときに、使えるものがありませんでした。
(参考)本当に使える最強のアイデア発想法[ツール]
今年(2015年)、マンダラチャートを使ってみて、これは合ってる!と感じました。
マンダラチャート自体は、日本ハムの大谷投手が、高校生のときに使ったことで有名になりましたね。
大谷翔平を怪物にしたマンダラートは目標達成するための考え方を養ってくれる
これは目標達成だけのものではありません。テーマは自由に真ん中に据えて、どんなこと(How)を想像するか書いて、何をする(What)か洗い出すのに非常によいです。特に、時間に限りを設けること、ある程度、数を出すという制約と状況があることで、私にとって、少し離れたアイデアが出しやすかったようです。
ちなみに、こちらのイベント(↓)で、私はこれに触れました。
「ゴールデン・マンダラ・シンキング」に学ぶ価値構築
あなたのツールとしてのTOCfE
TOCfEが、なんか使えそうだなーと思ったら、好きなように使ってみてください、ということです。
勉強会なんかで、講師やファシリテーターの方が正しい使い方を教えてくれるでしょう。
もちろん正しいと考えられる使い方がありますが、講師が100%正しい利用方法を伝えてくれる保証もないし(その努力はしてると思う)、意図したことを受け取れていないかもしれない。
- クラウドを書くとき、対立する手段(D,D')から要望(B, C)を書くように教わったけど、その順番じゃないといけないか?
対立する手段(D,D')から、いきなり共通目標(A)を書いたっていい。
対立する手段(D,D')が最初になくても、上司と立場が対立してて、問題(UDE)があると感じているなら、問題(UDE)を書いて、対立する人同士(あなた、上司)が取りそうな手段(D, D')から書いてもいい。
- 明瞭性や十分性といったCLRに照らしつつ、ブランチを書くのもいいけど、一旦、因果関係がありそうなものをズラーッと並べて、あとから見直してもいい。
- 声に出すというのは、きっと、いろんな人が効果を感じていると思いますが、声に出すことで、あなたのふんわりした感情が霧散しそうなら、一旦、頭の中で考えてみてもいい。(私もとりあえず声に出すというのはオススメしますが)
- みなさん、描くときは付箋を使いますけど、付箋じゃなくてもいい。Excelでもいい。ThinkDrawなんてアプリもあります。(実は、私もみんなで頭を突き合わせて考えるときはいいですが、一人のときは、キーボードに打つ方が早いので、付箋は好きではありません)
勉強会では、ワークの目標として、描き方を学ぶということがあるので、必要以上に手順を守って描いてもらいたいという、開催者の意図もあると思います。でも、お約束ごとが気になって有識者に聞かないと描けないなら、やりやすいように描いてみるほうがいいと思います。
個人としてオススメの学習方法
まず、 TOCfEについて、知りたいという方に、私は以下をオススメしています。
練習するには、このイベント
TOCfE ブートキャンプ
もちろん4日間の国際資格認定プログラムや、そこで使われているテキストも有用です。
お知らせ
また直近だと、勉強というスタンスではなく、こんな感じでTOCfE利用してますよーって紹介し合うイベントが、12月19日(土)、非日常なスペースで開催されます。
【東京開催】日常系非日常TOCfE ~日常の中でちょこっとやってみたこと言う会~
TOCfEと“合う”感覚をお持ちの方は、是非、ご参加ください。
伝えたいこと
大事なのは、手段(ツール)ではなく、あなたの要望を満たすことのはずです。
手が止まるくらいなら、合う、感覚的に正しい、と思うことをやってみてください。
明日は、小路さん。今年は、公私ともの大活躍の印象でした。
私もプライベートなことで世話になったり、しましたが・・人間的に・・なんて、まぁ、好きなことを言わせてくれる方で大好きです。
人工知能のAPIを利用する(整理中)
対話を人間的に見せるために、AIを利用したい。
AIのAPIを利用方法をまとめておく。
りんな for Business(Microsoft)
会話で使えそうと思ったのは、LINEで、これを使ってみた所為。
でも、ビジネス版しかないのかな?
トランスコスモス、人工知能「りんなAPI for Business」の運用パートナーに
- メリット
- デメリット
工夫の観点
(人間的に見せるには、きっと工夫も必要。工夫の観点になるものをメモ。)
人型ロボットの動きはなぜ不自然なのか? 研究者の難問を20分で解決した、ある演出家の結論
XP祭り2015(開催概要・ブログ・スライド) #xpjug
XP祭り2015の記録です。
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XP祭り2015 - 侍れっどの明日できることは明日やれ
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Shibu's Diary: 仕事はどんどん狭く深くなる法則
Shibu's Diary: SIerの未来は明るい?
[資料公開しました]今さら聞けないプロダクトオーナー アンチパターン入門 – XP祭り2015 #xpjug | fullvirtue.com ITアーキテクトのブログ
[資料公開しました]落とし穴をファシリテートしよう! – XP祭り2015LT祭り #xpjug | fullvirtue.com ITアーキテクトのブログ
2015-09-13 - I have dreams - 夢は野山を駆け巡る
アジャイル開発の祭典「XP祭り2015」を研究所にてXPJUGと共催、その中でAgile2015参加報告 | Reliable Software Engineering, Washizaki Laboratory
XP祭り2015で『モデリングもしないでXPとは何事だ』という講演+ワークショップをしました #xpjug
XP祭り2015 に参加してきました 1 (講演・ワークショップ) #xpjug - エンジニア的なネタを毎週書くブログ
XP祭りに参加してきました 2 LTした/LT聞いた #xpjug - エンジニア的なネタを毎週書くブログ
「俺も!!」がテーマの「XP祭り2015」に参加してLTまでやった話 - すむとこ探し
スライド
昼休み(野良LT)
13時スタート(A-4, C-4, D-4(公開予定なし),E-4, F-4)
15時スタート(A-6, B-6, C-6, D-6, G-6)
「品切れは何故おこるのか?」 科学的に理解したい!奮闘記 // Speaker Deck
16時スタート(A-7, B-7, C-7)→全枠済