nohdomi's blog

EC、ファッションのITサービス、TOCfEによる問題解決(だったはず)

幹事諸兄、花見の季節ですよ

以前、懇親会の記事書いて、他の記事に比べると随分読まれたので、飲み会の幹事的な記事は、一部にニーズがあるのね、と思ってて、まぁどこかで気分が湧けばまた書くかくらいに考えていました。

気分が出てきたわけではないですが、もう3月になります。3月と言えば、そろそろ花見の季節です。

ということで「花見のタスク」と、誰かに聞いてもあまりいいアドバイスをくれない「場所取り」について気をつけてたことを書いてみます。

花見の想定は、
 屋外の大きな公園/メンバーは会社や多少お堅いコミュニティ/参加人数は10〜20名/土曜の午前開始
としましょう。

(幹事的に)花見のいいところ

  • 店の予約が必要ない
    食料と酒は相応に用意しないといけないが、想定を超える場合、持ち寄ることが許される。
    (友人宅の集まりでも「うちにあるから何も持ってこなくていい」「食事はあまり用意してないから持ってきて」と言われても悩ましいことがあるが、花見だとお祭りでもあるので、偉い人に対しても「いい酒見繕って、持参ください」と悪気なく言える)
  • 予約がないので、人数確定をギリギリまで延ばせる
    (開花時期があるので、ギリギリまで確定できないという理由もある)

(幹事的に)花見の困るところ

  • 屋外であれば天気に左右される
    • 雨が降れば当然中止
    • 3月末なんて寒い(ことが多い)!
      (防寒対策の連絡は、個人の責任ではなく、幹事の怠慢)
  • 店でないので、食べ物、飲み物を花見の場所まで運ぶ考慮が必要
  • 店の予約は必要ないが、場所の確保は必要
  • 追加調達も面倒
    (近くのコンビニは混雑するので、そこそこに計画的に)

花見の事前タスク

  • 人数を確定する
    会社、部署、チームに声をかけて、参加を募る。
    店の予約が必要ないので、参加表明の締め切りは、持参物の準備が間に合えば、一週間前ででもOK
  • 日時を決める
    参加を募るときに、メールでも調整さんみたいなサービスでも、候補日を聞いてもよいが、開花優先なら日程は決め打ちで。あとは開花情報とにらめっこ
    (桜の都合があるので、2週間前まで日程確定できないことがある。参加者の予定も仮押さえ状態なので、事前キャンセル率も他のイベントに比べて高い)
    (先に書いた通り、ここでは10~20名くらい想定)
  • 場所を決める
    (ここでは、上野恩賜公園など超メジャーなスポットを想定)
    今、ネットで調べると上野恩賜公園は、夜間立ち入り禁止みたいなことが書いてあったりしますね。ご確認の上、場所取りしてください
  • 周りの環境を確認する
    持参するものが多いので、車で運ぶ場合、駐車場、
    追加調達のため近くのコンビニ・スーパーやドンキホーテ
    火器厳禁だったりするので、注意事項を公園のサイトで確認
  • 持参物を特定する(持参担当は事前に決めておく)
    • ルーシート(ちょっと広めに)
      広すぎれば折りたためばいいけど、足りないと困る
    • 段ボール
      近くのコンビニからもらう/花見場所の近所の人が開催決定からしばらく貯めておいて持参
      座ったときにブルーシートの下の小さな石ころがお尻や足の痛みとなり、花見の気分を霧散する
      余れば、組み立ててテーブルになる
      (崩れて、酒を倒すと台無しなので、ガムテープでしっかり補強)
    • 酒、その他飲料/食料
      予算内で参加者に担当を割り振る。参加者に◯円分、飲み物/食べ物の調達を依頼。
      (自宅の余った酒を持ってきてもらうのも可(これは予算外でお願いしたい))
      酒、食料は追加調達も可能だが、コンビニまでは大体遠いので要注意。
      遅れてくる人と連絡取りつつ、追加の依頼も検討する。
      デリバリーも考慮していいが、都合よく届かないので時間には余裕をみて。
    • クーラーボックス
      寒かろうがぬるいビールはちょっと・・
    • 防寒対策(カイロ等)
      参加者には、事前連絡で、厚着やマフラー推奨。
      それでも忘れてくる人がいるのでカイロ等を余分に準備(場所取りチームは別途用意)
    • 携帯充電器
      人が多すぎて、事前連絡だけでは、合流できないことがある。
      必ず誰かは連絡取れるようにしておく。
    • 紙コップ、紙皿、箸、 ウェットティッシュ、ゴミ袋など
    • 鍋、コンロ ※火気厳禁のところも多いので事前に調べること(ちなみに上野恩賜公園はNG)
  • ※あるとよいもの
    • 盛り上げるためのゲーム類(トランプ、黒ひげ危機一発的なものでも)
      風があることもあるので、おもしろくてもボードゲームとかはない
    • 暖房器具
    • ビニール椅子

⇒メジャーな場所は、かなりの混雑します。持ち帰るのも一苦労なので、代用可能なら使い捨てを選びましょう。

開始前日〜当日

  • 雨の場合、遅くとも、前日の夕方には、中止連絡
    (間違いなく強い雨の予報であれば、前々日にも)
    ⇒せっかく準備したのに、ここが一番ヤキモキしますね。
  • 代替イベントの計画
    当日、突然の雨もある。代わりのイベントが可能であれば、計画しておく。
    行く/行かないは参加者次第なので、計画くらいでも可
    (例えば、大江戸温泉で飲む、近くのいい感じの居酒屋を確認)

場所取り

さぁ、場所取りです。
(そもそも早朝行けば取れるところ、場所取り不要(お店)とかも検討してみてくださいね)

  • 前日の晩に行く
  • 3名程度の場所取りチーム編成
    (トイレ行ってる間に取られたりするので、最低2名。一時間以上放置だとシートを回収されるところもあり)
  • 21時とかからボチボチ当日の客は解散しだすから、空いてスペースをこまめに抑える
    ちょっと飛び地でもあとでつながる(不要になったら後で場所取りに来た人に恩着せがましく放棄する)
  • 場所はトイレに近い、でも近すぎるといろいろ気になので、トイレまで徒歩30秒~1分くらいの場所を狙う(混雑し出すと徒歩1分の場所でも、トイレまで10分くらいかかるようになる)
  • 場所取りチームの持ち物
    • ルーシート
    • 寝袋
    • 段ボール
      床に敷くことで不快感がなくなる。余ればテーブルに早変わり(ガムテーブ固定必須)
      あと、夜間の風よけとしても有効
    • 新聞紙(必須の防寒具
      3月末の晩は、寒い。お腹に巻く。自分の体温であったまる。
      余れば、こぼしたものを拭いたり、床に敷いたりできる。
      ⇒野宿のときは必須アイテムです。花見以外でも使える知識なのでご記憶ください。
    • 新聞紙以外の防寒用具!(寝袋、マフラー、ヒートテック、カイロ)
      新聞紙以外にもあって損はない。日中も決してあったかいわけではないので、昼も流用。
    • 懐中電灯(あればいい程度。夜間落としたものを探したり、カバンの中身を調べたり)
  • 人が増えてもいいように、予定人数より少し広めに確保する(※)
  • 風対策(石などでシートが飛ばされないよう補強)
  • 場所の確保が済んだら、取った場所の境界近くに散らばって就寝
    ほどほどに寄り添って寝たいけど、勝手に侵食してくる人がいるので。
    朝まで恋バナするもよしですが、しっかり体を休めましょう。

※広めの確保について
明け方など、場所なんていつでも取れるという思い上がった輩がやってきます。
こちらの苦労も知らず「えー、場所ないよー」「譲ってくれない?」ということを言ってきます。
単に失礼な輩に対しては「いやー、うちも30人近いんで、もうちょい確保したいんですけど無理なんすよー」って断りゃいいんですが、ほんとに困っている低姿勢のいい人もいます。
そんな人に「これで何とか」と、下手に出た上、いい酒(一升瓶)でも差し出されたら、もう、譲っていいんじゃないでしょうか?ただ、ここでがめつく広めに確保しすぎないようにしましょう。
(あくまでリアルに発生しうる余剰の範囲内で)
もし余分に確保して誰にも譲らなかった場合、広めに取り過ぎて、宴会開始後、周りから冷ややかな目で見られます。だからといって開始直前になって誰かに無理して譲った場合、先に現れた輩が近くにいると何だよ、という目で見られます。

花見は、あなただけでなく、雰囲気をつくるみんなで楽しむものです。

朝を迎えて〜宴会開始

  • 時間近くになったら、場所がわからない、とか合流について電話対応
    場所取りチームが消耗してれば、早めに来た人に迎え役依頼する
  • その他、欠席者対応(食事担当なら、なおのこと補充など)
  • 人が集まり出して、宴会が始まったらとくかく楽しむ!
    ゲームに興じるもよし。意中の相手と話すもよし。
    家族連れの子どもと遊んだりすると喜ばれる。
    ⇒たまには、ゆっくり飲みたいですよね


花見終了まで

  • 集金業務
    事前に集めてもいいが、飲んでないのに払うことに対する抵抗感もある。
    (ドタキャンもしにくくなるし)
    酔っているので、しっかりチェックリストを用意。
  • ゴミは、収集場所があるので、そこに捨てる
    終了前から、こまめに捨てておくと後が楽。
  • できれば、場所取りチームの皆さんに温かいものでもおごる
    参加費から2,3百円でも余計に集めれば、見返りとしては十分
    ⇒それだけのことをしたわけですから報いましょう


最後に、
花見はみんなで楽しむものなので、参加者は楽しみゃいいんですが、場所取りしてる人や念入りに準備してくれてる人もいるので、労ってあげてください。今年の花見もみなさん楽しんでください(もうやりませんよ、私は)

あと、これは花見の話ですが、夏の花火の場所取りでも有効な話です。


お花見のシーズンは場所取りが「命」
上野公園で花見!場所取りのコツや裏技を公開!
会社のお花見で幹事さんの持ち物は?場所取りはマナーも忘れずに!