三連休最終日は、こちらのイベントに参加してました。
競馬場をみんなで体験してみようの会
2014-11-24(月)10:50 - 17:00
http://hcdvalue.doorkeeper.jp/events/16344
概要
競馬場でいろいろな体験して、その体験やその時の感情をプロットして、競馬場のサービスに関する分析をするというものです。主な流れは以下の通り
- 11時:今日のメンツ10名程度が集合
- 裏方役から軽い説明があったあと、チームに分かれて解散
(チームは、 1チーム3名プラス記録係(競馬に割と詳しい人)が同行)
- 裏方役から軽い説明があったあと、チームに分かれて解散
- 14時:再度集合して、会議室に移動
- 15時:行動、体験したイベントや感情を紙にプロット
- 16時:自分なりにサービスに関する分析を発表
競馬場での流れ
競馬場では、各班で自由に行動します。
家族向けのイベント出たり、
初心者向けのJRAの講習出たり、
私がいたチームは、普通に、予想→(パドック)→馬券購入(途中、食事)
を繰り返す、という競馬場のよくあるパターン
3時間の自由行動の後、14時に集合→移動して、15時くらいから近くの会議室で分析フェーズです。
会議室での作業(プロット作業)
- 競馬場体験後/競馬場に来る前の感想を書き出す
- 競馬場での行動を時系列に書き出す
(食事、購入、パドック移動、遊具で遊ぶ、など) - 気分をグラフにする(感情曲線)
- 感情の変わり目(変曲点)で感じたことを記載する
- その行動に対する「事前の期待」があれば、感情の変曲点に合わせて記載する
- 「事前期待」「感じたこと」に因果関係があれば矢印で結ぶ
- 事前の期待の種類を記載
・「共通的な事前期待」
・「個別的な事前期待」
・「状況で変化する事前期待」
・「潜在的な事前期待」 - 「事前の期待」と「感じたこと」の一致、不一致を記載
一致/不一致がわかりにくいものは、今回以下のようにしました。
・事前の期待がないと思っても、潜在的な期待と一致するなら“一致”
・ネガティブな期待(負けるんじゃないかな)
→ほんとに期待していることと違うから、今回は、“不一致”と書いておく
・まだ結果が出てないものは、書きようがないので、そのまま
会議室での作業(分析)
最後の一時間は、作成したものを使っての感想や分析です。
以下のような観点で、先ほど作成したものを眺めます。
- 感情の変曲点がどのようなときに起きるか?
- その変化の度合いは何に左右されるのか?
- それらがどのなったときに、より良い感情の起伏や評価がうまれるか?
- 体験後の総合的な評価は何によって決まるか?
ただし、分析といっても、そこから、何かを生み出す手段が明確にあるわけではなく、自分なりの分析をしてみましょうという感じです。
私は、自分で作成したものをみて、感情と期待のギャップの大きいところ/想定外の期待が生まれるところに、新しいサービスがあるんじゃないかと感じました。
例えば、昔は、勝った投票券のコピーサービスなんてなかったそうだけど、記念にとっておきたい気持ちを満足させるサービスになっていたりします。
今回の私の話をすると
「(チーム分けのとき)こんなに競馬経験がマチマチで今日会った人たちと楽しく回れるか?」
という不安が正直ありました。でも、実際に普段しないような会話(競馬場の環境に関するアレコレ)が非常に楽しかったことで、思わぬ満足が得られました。
期待していなかった、もしくは潜在的に期待していた(あまり仲良くない人と楽しく過ごしたい)ことに対する満足ですね。
例えば、よくあるシーンとして、会社の同僚と競馬場に行く際に、新たな満足が生まれる可能性があると思ったわけです。
私以外の方の視点では、
- 初心者/若者向け
- 子連れ
- サッカーなど他のスポーツ観戦との比較
などがあり、それぞれ考えることがおもしろく感じました。
サービスなども、競馬場のリソース(広さ)自体がサービスになっている、という意見などもあり、おもしろく聞けました。